太鼓集団「響」

和太鼓とメンバー

「響」は、太鼓を核とした芸能集団です。太鼓で「みんな」に幸せになってもらいたい設立の思いです。
身体の所作や、アンサンブルを大切にして丁寧な音づくりが響の信条です。日本各地の伝統芸能に学び、新しい太鼓を中心とした芸能をつくっています。いろんな方々に愛される太鼓集団を目指しています。


HIBIKI STYLEⅢ SUPER CUSSION PV


HIBIKI – Requiem


HIBIKI – JUNCTION

●響の代表的な演目

響は40曲を超えるレパートリーを持っています。秩父屋台囃子や、三宅太鼓、豊年太鼓といった地元で大切にされているトラディショナルも含め、「かぐら」や「エイサー」などの舞いも稽古や舞台に取り入れています。ここに紹介するのは響が作曲したオリジナル曲の代表曲です。

・おさんぽ
2007…響のオリジナル曲。かつぎ桶や平胴大太鼓、鳴り物などを取り入れ、浮間で構成されている。それぞれフューチャーしている楽器のソロも見どころ(聴きどころ)。

・バチルスサチルス
2010…響のオリジナル曲。日本語の意味は「納豆菌」。民族の祭典を表している。笛も入る曲で、打楽器同士の掛け合いやユニゾンが力強く粘り気を感じさせる内容になっている。

・輩(ともがら)
2010…響のオリジナル曲。人に個性や性格があるように楽器もそれぞれに異なった魅力を持っている。違う楽器やリズムを組み合わせた迫力系の太鼓アンサンブル曲。

・雅(みやび)
2010…響のオリジナル曲。人(楽器)それぞれにフューチャーした曲。篠笛のメロディとともに太鼓や鳴り物がアンサンブルを構成する。近年では送り太鼓(アンコールも含む)として演奏していることが多い。

・最後の砦(さいごのとりで)
2008…響のオリジナル曲。浦商定時制がなくなってしまったことへの思いを太鼓に置き換えて(音楽表現として)演奏。ダークにシリアスに噛みしめるように音を構成する。

・Two Birds(ツーバーズ)
2010…響のオリジナル曲。かつぎ桶太鼓をフューチャーした曲。「みかぐら(鶏舞)」のリズムからインスパイアされてできた。二羽の鳥(にわとり)だから3人でもTwoなのです。

・Vision(ヴィジョン)
2012…響のオリジナル曲。「ようこそ太鼓集団響へ!」そんなことをコンセプトにして作曲。この一曲で今宵の響のステージがわかるはず。細かなリズムを叩き続ける中で生み出させる平胴大太鼓のソロやテンポアップ後の展開はプレイヤーも別世界へ。響の衣装担当、米田氏にいただいた言葉「響のVisionとは、何か?」がきっかけ。

・大太鼓
2011…響のオリジナル曲。双方から叩き込んでいくソロや掛け合いは見もの。鳴り物を取り入れ、重厚感の中に凛とした緊張感を演出。

・カンパニーの掟
2012…響のオリジナル曲。ある一人の男が社会や世間の荒波に立ち向かっていくというストーリー仕立ての曲。紆余曲折や失敗の中に見出した希望を感じてもらえれば。

・天の精霊(あめのせいれい)
2012…響のオリジナル曲。2012年の「魂の音探し」ツアーから戻ってきて作曲。晴れ渡る青空、轟音とともに閃光をみせる雷や暴風、ツアー中、身体全身で感じてきた情景を曲に。

・蒼い蜂(あおいはち)
2012…響のオリジナル曲。南阿蘇山のとある場所(葉祥明阿蘇高原絵本美術館)に珍しい青色の蜂がやってくる。地元では幸せを呼ぶブルービーと呼ばれ、親しまれている。私たちも人々の心身に何かを届けられる太鼓でありたいと願う。

・Moon Rabbit(ムーンラビット)
2013…響のオリジナル曲。木々の間から月明かりが差し込むその先には、数匹のウサギがいた。静かに妖艶に踊るウサギの姿を感じてもらえれば。初演は調神社。太鼓集団響(太鼓部)が地元としてきた浦和には兎が祭られている神社がある。

・8931(はちきゅうさんいち)
2013…響のオリジナル曲。響スタジオの番地。ここに向かってくるときやここで辺りを見渡した時に感じたことを曲にしている。「ハクサイ」か「やくざナンバー1」で覚えると忘れない曲名。

・Big Nine(ビッグナイン)
2013…響のオリジナル曲。曲調としては3連符を叩き続けるというシンプルな構成。2012年のツアー後にインスパイアされてできた曲。九州で演奏したいと思い、急に作曲したが、直前にできなくなりました。

・Stranger(ストレンジャー)
2013…響のオリジナル曲。意味としてはよそからくる旅人(たびのもの)。見知らぬ土地によそ者である私たちが足を踏み入れる。来てから去るまで、出会いから別れまでを表現。かつぎ桶太鼓を二人で構成。

・ルナ
2013…月夜、静寂の中から心の騒がしさ、荒々しさを表現。笛と3尺2寸の平胴のおりなすアンサンブルと、太鼓群が奏でるもの哀しさを感じ取ってもらいたい。

●響のあゆみ

・2000年
4月 埼玉県立浦和商業高等学校定時制(浦商定時制)に太鼓部が創立
——–響は浦商定時制の太鼓の授業から始まりました。授業後もっと叩きたいと集まってきた青年たちが太鼓部「響」と命名し、文化祭で太鼓を披露しました。その後、入学式、卒業式、文化祭と学校内の様々な行事で太鼓を叩き経験を積み上げていきました。

・2003年
3月 太鼓部「響」旗揚げ公演 さいたま市文化センター
——–合宿も経験し、自信を深めた部員たちは初の自主公演をホールで開いたのでした。その後、演奏依頼が届くようになり、時には太鼓の指導に出向くこともありました。

・2004年
3月 第2回公演「伝える」をさいたま市文化センター
——–第2回自主公演を開催。この定期公演は学校がなくなる2008年まで6回を数えました。
このころから地域からの依頼演奏が増え、年間20回を超える回数をこなし、地域に愛されていきました。

・2007年
9月22日。旗揚げ公演「道ーMichi-」を埼玉会館大ホール 太鼓集団「響」設立
——–太鼓部「響」の土台であった、浦商定時制が、埼玉県の方針に基づき、廃校にされ、叩き続ける場所がなくなることになりました。地域を基盤とした太鼓集団「響」が立ち上がり旗揚げ公演を満席の中、開催したのでした。

・2008年
3月 埼玉県立浦和商業高校定時制廃校
10月 浦和商業高校太鼓愛好会設立 翌年同好会に昇格「絆」と名付ける
——–「響」顧問である平野は、2007年4月より全日制の浦和商業高校に転勤しました。そこで担任したクラスの生徒たちが文化祭で太鼓を叩くことになり、もっと叩きたいと願った生徒たちで太鼓愛好会が立ち上げ、翌年同好会へ発展していったのです。指導は「響」があたり、共同で演奏に出演することもあり、「響」の稽古にも参加するものも数多くいました。その後「響」へ入ってきた舞台メンバーもいます。太鼓同好会「絆」はその後3回にわたる自主公演を開催し、響の指導を受け、舞台の手伝い等、協力関係を持っています。

・2009年
2月 事務所開き
3月27日 第2回公演「祭り」さいたま市文化センター
——–2月。太鼓を保管し会議ができる場所として埼玉県桶川市に事務所を構えました。ここを拠点としてさいたま市や桶川市、伊奈町で稽古を続け、3月。太鼓集団「響」として第2回目の公演を開催しました。

・2010年
4月10日に第3回自主公演「ポロロッカ公演」さいたま市文化センター
8月29日 第4回自主公演 「太鼓の時間」彩の国芸術劇場音楽ホール
——–革新的な変化と成長を求める年でした。「ポロロッカ公演」は全曲オリジナルで構成し、「太鼓の時間」は音楽ホールにて「音」にこだわる公演を開催しました。太鼓の質のレベルアップを図る年でした。

・2011年
4月23日「映画と太鼓の時間」埼玉芸術劇場
7月31日 双葉町太鼓フェスタ
8月13日~27日首都圏ツアー さいたま市 神奈川県平塚市 東京都板橋区成増
——–東日本震災後、初となった「映画と太鼓の時間」公演は、浦商定時制の映画「月あかりの下で」の上映とセットで、義援金を集めながら、東北への思いを込めた公演となりました。7月には石巻にも出向き、子どもたちへの太鼓教室や仮設住宅や避難されていた体育館で演奏をさせて頂きました。また、地元埼玉県に避難されている福島県双葉町の方々と太鼓フェスタを開催しました。その後、全国ツアーの前哨戦ともいうべき首都圏ツアーを敢行しました。また秋には映画「月あかりの下で」が「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭.2011」で上映されることになり、響も会場で演奏する機会をいただきました。

・2012年
3月11日 石巻復興支援  宮城県石巻市
7月14日 太鼓フェスティバル 埼玉会館  各太鼓集団とのジョイント
7月20日 魂の音探し さいたま市文化センター
7月25日~9月8日 魂の音探し西日本ツアー
——–東日本震災から1年たった3月11日。響は石巻のスーパーの前で時を迎え、鎮魂の太鼓を叩かせていただきました。「うるさくないですか」の問いかけに「ありがとう」と、手を合わせる方がおられました。7月、西日本ツアーに出発する直前、響が関係する4つの太鼓団体に出演して頂いたフェスタを開催し、自らの公演を文化センターで行い、西日本へ旅立ちました。
各地で20公演。10を超えるワークショップ。研修も含め実りあるツアーを経験したのでした。

・2013年
1月26日 魂の音探し~いまここに~ 桶川市民ホール響の森
4月29日 スタジオ(稽古場)を埼玉県本庄市児玉飯倉に開設
8月5日~24日 「忘れ物探しの旅」とプロモーションビデオ撮影
10月30日(水) 児玉公演(金屋小学校芸術鑑賞会) 本庄市児玉文化会館「セルディ」
12月21日(土) クリスマス公演 さいたま市文化センター
——–1月「いまここに」と題し、西日本ツアーの成果を報告する公演を埼玉で開催しました。4月念願のスタジオを本庄市児玉に建設。稽古に打ち込む体制が整いました。8月からは昨年に引き続き、西に向けて旅立ちました。2012年にできなかったこと、確かめたかったことを念頭に、途中、熊本県南阿蘇にある葉祥明南阿蘇高原絵本美術館にて、プロモーションビデオの撮影も行う、ツアーとなりました。その後、児玉公演。そして12月クリスマスコンサートを開催。

・2014年
1月の所沢公演。
5月の桶川公演。
7月から9月まで東北・北海道ツアー。福島・宮城・岩手・青森の東北4県を回り、北海道では5か所で公演

・2015年
初海外公演を敢行
イングランド:カンタベリー スコットランド:エディンバラ

●太鼓教室
ストレッチから、バチの握り方、姿勢など丁寧にお伝えしますのでご安心ください!小さい太鼓から大きい太鼓、いろんな太鼓を使って叩きます。
太鼓教室の風景
まずは、叩き方を覚えて、リズムを楽しむ。そして、練習曲に挑戦しましょう。ステップを踏んで太鼓になじんできたら、いろいろな地域で大切にされている太鼓(トラディショナル)を学びます。いずれ教室から発表会をめざします。

【クラスの詳細】各クラス受講者は5人までを基本にします。
 —料金—
・入会金…5.000円
・ジュニアクラス…5,000円/月(消費税を含む)
 小学1年生~6年生 月4回 50分
・シニアクラス…6.000円/月(消費税を含む)
 中学生~大人 月4回 75分

●演奏依頼の受け付け
響は太鼓を知ってもらうため、響を知ってもらうために演奏依頼を受け付けております。
響の舞台風景
以下の3つのパターンを提案していますが、いくらでも相談に乗ります。お気軽にお問い合わせください。

1)イベント演奏
(結婚式、店の開店祝い、行事のオープニングなど、様々な要望に応じて構成)
2人~6人までの編成で構成。20分から40分。

2)学校公演
(芸術鑑賞会、総合学習の一環など、学校の体育館、視聴覚室、ホールを借りての公演になります)
4人~7人で構成。60分~90分。太鼓体験教室を入れることをお勧めします。

3)コンサート・公演
(舞台演出・監督もつけての本格的なコンサート)
6人~9人で構成 90分~120分。ホール等を使用し、本格的なコンサート。トラディショナル中心や、唄・踊りを入れるなど依頼の内容に沿って、構成します。

※料金についてはお問い合わせください。リーズナブルなお値段を心がけています。
※衣装は古典的なものやモダン、または華やかなものなど、数多くそろえており、ご要望に応じて演出とともに検討します。
※音出しやリハーサルが必要な場合もあり、事前に現地に出向き、相談させていただくこともあります。その時の交通費に関しては公演料に組み込ませていただきます。
※和太鼓・太鼓・舞い・唄の魅力を知っていただくために、どんな要望にも真摯に向き合います。ご検討よろしくお願いします。
※響の母体となった埼玉県立浦和商業高校定時制が映画となり文化庁をはじめ多くの賞を頂きました。その映画にも響や、顧問の平野が出演しています。「教育とは何か」などの企画をお持ちでしたら、映画「月あかりの下で」http://tsuki-akari.com/ の上映や講演とジョイントの公演もできます。

映画「月あかりの下で」チラシ
映画「月あかりの下で」
・平成22年度 文化庁映画賞 <文化記録映画優秀賞>
・2010年度 日本映画ペンクラブ <文化映画部門 第1位>
・第35回 日本カトリック映画賞
・2010年 第84回キネマ旬報ベスト・テン <文化映画 第2位>
・第28回 日本映画復興賞 <日本映画復興 奨励賞>
・第16回 平和・協同ジャーナリスト基金賞 <荒井なみ子賞>
・あいち国際女性映画祭 <愛知県興行協会賞>
・The 14th International Women’s Film Festival in Seoul Award <GS Caltex Award>
 (第14回ソウル国際女性映画祭 <GSカルテックス賞>)